遠距離恋愛をしていると、お互いの顔も見えないので、行き違いが多くなりやすいですし、すぐに会えない分、喧嘩に発展してしまうと関係修復も一筋縄ではいきません。
場合によっては別れの危機に瀕してしまうこともあるでしょう。
今回は遠距離恋愛中の彼氏と喧嘩してしまった際の対処法をご紹介していきます。今まさに遠距離恋愛中!という方はぜひ参考にしてみてくださいね。
よくある遠距離恋愛中のカップルの喧嘩の原因は?
遠距離恋愛をしているカップルが直面しがちな喧嘩の原因には、連絡の頻度の少なさなどから生じる寂しさやストレスが溜まってしまうこと。
また、お互いの生活がある中で会話に温度差が生まれてしまったり、記念日などのイベントごとを忘れてしまったり、といった内容が挙げられます。
ただ、遠距離カップルの場合、気軽に顔を合わせて仲直りにつなげることがしにくいのがネック。
今でも物理的に離れている距離に加え、喧嘩後は心理的にも距離が離れてしまい、最悪の場合自然消滅に繋がる可能性も。
遠距離恋愛中のカップルにはとにかく、喧嘩した後は早めの対処が必要なのです。
寂しさなどが原因で喧嘩になった際にできること
遠距離恋愛中の彼氏と、寂しいという気持ちを起点に喧嘩に発展しやすいもの。
ここからは実際に喧嘩になってしまった時の対処法について見ていきましょう。
連絡頻度が合わないことが原因の場合
特に社会人同士のカップルの場合はお互いに仕事をしているため、連絡の頻度が合わないということはよく起こります。
また男性の方が女性と比べてマメに連絡を取り合うことを苦手としている人も多いので、ストレスのかからない連絡頻度がお互いに噛み合いにくいという側面もあります。
そのため、連絡を頻繁に取りたい彼女とそれを負担に思う彼氏との間で喧嘩に発展しやすいのです。
こうした連絡頻度に関する対処法としては、お互いに納得できる連絡頻度のすり合わせを行うのが一番と言えるでしょう。
LINEでのメッセージのやりとりは日頃少なくても、何日に一回かは通話する、といった具合で妥協点を探りながら歩み寄っていくといいですね。
そして、一度取り決めた条件以上に連絡をするのもやめましょう。
約束が守られなかったことが原因の場合
すぐに会えない間柄であるからこそ、電話や次のデートの約束は期待値が上がりやすいもの。だからこそ、その約束が果たされなかった時は落ち込みも大きいことでしょう。
けれど、その約束が守られなかった理由には、仕事が入ってしまったなど、彼が悪いわけではない致し方ないようなケースもありますよね。
彼氏も自分の思いだけではどうにもできなかったとはいえ、約束を守れなかったことにきっと心を痛めているはずです。
ショックな気持ちを彼にぶつけてしまうのではなく、なるべく前向きな言葉を添えて次回の約束を組むようにしてみましょう。
遠距離恋愛にはどうしてもイレギュラーがつきもの。
ハプニングが起こった時に自分の気持ちをコントロールしつつ、相手の状況や気持ちを察しながら接していくことが長続きの秘訣でもあります。
記念日・イベントごとに対しての価値観のすれ違いが原因の場合
付き合った記念日や誕生日、クリスマスなど、イベントごとはカップルのうち特に女性側が意識することが多いかと思います。
社会人同士の遠距離カップルの場合、なかなか会って一緒に過ごすことはできないかもしれません。
だからこそ、彼女としてはそうしたイベントごとを近距離カップル以上に特別なものとして捉えやすいという側面もあるかもしれません。
ただ、やはり忙しいと一緒に過ごせない日も多くなってくるので、彼氏側はこうしたイベントごとへの関心が薄くなってしまい、それがカップルのすれ違いの原因となることも。
ですが、彼氏があなたを大切に思っているかどうかは、記念日やイベントごとを大事にするかどうかとは関係ないのです。
そこで彼に記念日・イベントごとに対する意識を改めることを求めるのではなく、まずはあなた自身が自己満足としてそういう日を大切にしてみてください。
そうしていく中で、あなたが記念日やイベントごとを大切にしている姿が彼の中に刷り込まれ、彼の意識が変わり、なんらかのアクションを起こしてくれるようになることもあるかもしれません。
ただ、あくまで記念日・イベントごとは私の自己満足で大事にしているんだ、という意識を忘れないようにしましょう。
彼がやっぱりそうした日への意識を高めてくれなかったとしても、彼を責めるのはご法度です。
遠距離恋愛中の喧嘩を防ぐには?
遠距離恋愛をしているカップルの喧嘩にはさまざまな要因がありますが、大半の喧嘩には、根本に共通した問題が潜んでいます。
その共通した問題とは、たとえば連絡頻度の差を始めとした価値観の相違や、お互いのスケジュールの確認不足、思いやりの欠如などです。
裏を返せばこうした根っこの部分にある問題に対処することで、日々の些細なことが喧嘩につながってしまう、といったことも防ぐことが可能なのです。
お互いに価値観を押し付け合わず、受け入れる
彼氏とあなたとではそれぞれに育った環境やそれに基づいた価値観があり、ものの捉え方・考え方が違うのは当然のことです。
そして、どちらの考え方が合っている・間違っている、ということもありません。
遠距離か近距離かにかかわらず、カップルが長く付き合っていくためには、お互いの価値観をどれだけすり合わせることができるかが重要となってきます。
遠距離恋愛の場合はどうしても顔を合わせて話し合える機会が少なくなってきますから、近距離カップル以上に、価値観を押し付けすぎないこと、相手のことをどれだけ受け入れられるかに気をつける必要があると言えるでしょう。
たとえば、彼は連絡は頻繁にとりたくないタイプなのに何度もしつこくLINEや電話をしてしまう。相手のキャパを超えるほど会いたがる。
そうした遠距離恋愛中に特にやってしまいがちな価値観の押し付けをしていないか、我が身をまずは振り返ってみましょう。
予定を共有できるカレンダーアプリを使う
最近では家族や友人・恋人同士などでお互いの予定を共有できるカレンダーアプリも増えてきています。
なかなか会えない間柄だからこそ、相手の私生活が見えないという不安も解消されますし、お互い予定を確認しあえ、次のデートの予定なども組みやすくなります。
また、たとえばどうしても忘れてほしくない記念日を彼女側が登録しておくことで、彼氏にもチェックしてもらえる、というメリットも。
予定管理と合わせて日記を書き込めるタイプのアプリもあるので、普段は言えないような素直な気持ちを書いて、相手に伝えるのもアリですね。
近くにいるカップル以上に思いやりを大切にする
相手が近くにいない、気軽に会えないからこそ、相手の気持ちや予定、体調や金銭面などあらゆる面で協力し、寄り添う。
そんな思いやりの気持ちが遠距離恋愛を続けるためには必要不可欠です。
たとえば、彼に会いに来てもらうばかりではなくたまには自分から会いにいく。今日は電話する約束をしていたけれど、彼の帰宅が最近遅くて疲れているようだから連絡は今度にする、といったことなどですね。
遠距離恋愛をしていると寂しさなどからつい気持ちが不安定になってしまい、思いやりを忘れて、つい自分ばかりが我慢や苦労をしているように感じてしまうこともあるでしょう。
ですが、そんな自分本意な考え方では遠距離恋愛は長続きしません。
近い距離にいないからこそ気をつけたい遠距離恋愛中の喧嘩
遠距離恋愛に限らず、カップルの喧嘩はお互いのことをよく知り、価値観のすり合わせを行なうという点では、マイナスなことばかりでもない、といえます。
ただ、すぐに会えない距離にいるからこそ、遠距離恋愛中の喧嘩は早期に終結させたいもの。
物理的な距離に加え、心の距離まで開いてしまったら、取り返しのつかないことになるかもしれませんからね。
なので、まずは喧嘩になりやすい原因を知り、その原因にあった対処法を実践しましょう。
仮に喧嘩をしてしまっても、より一層2人の絆が深まるように、今回の記事をぜひ参考にしてみてくださいね。